重量鉄骨住宅の建築手順をご紹介いたします。
地盤調査
大切な住まいが建つ地盤をボーリング調査にて調べます。
地盤の組成状況から地下水位、地耐力を調査し構造計算へ反映させます。
基礎工事
構造計算により算出した鉄筋の種類・基礎の大きさで施工します。
この形式は柱にそれぞれ重量を負担する基礎を設け、地中梁にて連結する「独立基礎」です。
先行して行う地盤調査によっては杭を施工することもあります。
鉄骨工事
構造計算によって算出されたサイズで鉄骨を加工します。
鉄骨の加工は資格を持った技術者が責任を持って担当します。
鉄骨の加工が終わると溶接接合部分の調査を2回受けます。
①鉄骨加工業者による自主超音波非破壊検査
②第3者機関による超音波非破壊検査
このほかに逐次監理者による製品検査を行います。
鉄骨建て方
検査の終了した鉄骨部材を現場にて組み立てます。
安全に配慮し、大型のクレーン車にて吊り上げます。
この段階で建物の大きさが実感できます。
内外装工事
鉄骨の骨組みに屋根・外壁を取り付け、内部造作工事を行います。
写真はアイランドキッチンの取り付けです。
仕上げ工程を経て完成引渡しとなります。
ただ、住宅は完成してからの定期的なメンテナンスが必要です。
住宅の寿命をのばし大切な住まいで長く快適に暮らしていくためのお付き合いが重要です。
写真をクリックすると別画面で開きます。