自邸の2階ベランダにウッドデッキを施工しました。
樹種や板サイズに悩みましたがなんとか出来上がりましたよ♪
使用したデッキ材は「ウリン」という樹種です。
クスノキ科の広葉樹でマレーシア産だそうです。
比重は0.92とかなり重い種類ですね。
別名は「アイアンウッド!」
この名前に由来するこの木の特徴には
あとで少し苦労しました・・・。
木材は60x60mmの根太材、90x20の床材
を用意しました。
デッキはリビングから続くようなイメージにしようと思いました。
まずは束金物(足の部分)の位置を決め、土台の鉄骨部材の位置に墨出しを行います。
土台を大体の位置にセットしたら根太を2本だけ組みます。
束金物でデッキの水平・高さ調整をするために金具を製作。
SUSアジャスターボルトの首振り機構付を用意し、防水層を傷めないようにゴム板・SUS板を敷きました。
高さ・水平を出したら根太を組みます。
鉄骨の土台には根太取り付け用のネジ切(タップ)をしてあるため、下穴を開けておいた根太材を上からボルトで締めこむだけで完了です。
現場での作業を減らし、効率を上げることを心がけています。
リビングから張り終えたデッキを見るとこんな感じ・・・。
なぜ施工中の写真がないかというと、余裕がなかったから。
アイアンウッドという別名の通り、とにかく堅い木でドリルで下穴をあけるのにも一苦労。
木工用のドリルでは数あけると折れてしまったので、鉄工用のドリルを使用。切粉も固まってドリルにからむし・・・。
1日では2坪程度を施工するのがやっとでした。
でもリビングが広くなったようでなかなかいいでしょ?
最後にデッキの表面をサンダー掛けして仕上げました。
ツルツルした肌さわりで裸足で歩きたくなります。
このウリンのデッキは通常使用で20~30年持ちます!
ただ、年を重ねていけば表面はグレーにくすみ、ささくれがわずかに発生します。
その時にはまた表面を研磨してあげればいいのです。
海外には100年以上も前につくられたデッキが現存しているそうです!
何事にも言えますが、こまめなメンテナンスは寿命を延ばす秘訣ですね♪
外壁塗装・シーリングの改修は10年が目安です。
一度家の中・外をじっくり見ることをお勧めしますよ~。
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